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2007年09月30日

セ・リーグVセール

再編で笑う百貨店は?
優勝セール、楽しみにしている1人です。
野球はよく分からないけれど、私的には巨人に優勝してほしいです。

 中日、巨人、阪神が僅(きん)差でひしめくプロ野球セ・リーグの優勝争い。かたずをのんで、その行方を見守っているのは、それぞれの球団ファンばかりでなく、優勝セールに期待する百貨店業界も同様だ。名古屋に本店を置く老舗百貨店の松坂屋は中日がリーグ優勝した翌日から全国8店舗で記念セールを実施する。一方、松坂屋と持ち株会社「J・フロントリテイリング」を設立した大丸は、阪神が優勝した場合のセールを検討中で対応が分かれる。再編が進む百貨店業界だが、これまでの経緯もあり、優勝セールも統合というわけにはいかないようだ。

 松坂屋は中日優勝の翌日から約1週間、銀座など8店で、婦人服などを3割引や半額以下で販売する。落合博満監督の背番号にちなんだ66円の商品も用意する。同社は「企業の成り立ちや風土があり、松坂屋ののれんも残っている。名古屋はおひざ元で、やはりドラゴンズ」と強調する。

 一方、大阪に本社を置き、関西が地盤の大丸は「店舗がない中部地域にはなじみもなく、中日が優勝してもセールはやらない」という。ただ、関西が地盤だけに、阪神が優勝すれば実施する予定でいる。

 10月に阪急百貨店と統合し、持ち株会社「エイチ・ツー・オーリテイリング」の傘下となる阪神百貨店も当然、タイガース優勝の翌日から記念セールの開催を検討しているが、注目されているのが阪急百貨店の動向だ。平成15年と17年に阪神がリーグ優勝したときには、「大阪バンザイセール」を実施した。これまでのセールは“便乗”とみる向きもあったが、今回初めて「阪神優勝セール」と銘打つことができそうだ。

 セールを開催すれば、持ち株会社設立とも重なるだけに、ご祝儀ムードの盛り上がりを期待できるだけでなく、統合効果をアピールする絶好の機会にもなる。

 巨人が優勝すれば、三越が「実施を前向きに検討中」だ。14年に実施した巨人の優勝セールでは、売り上げが前年の同時期に比べ約80億円も増加したといい、今年も期待は大きい。

 三越は来春に伊勢丹と経営統合し、三越伊勢丹ホールディングスを設立するが、伊勢丹は巨人が優勝しても一部店舗だけでセールを開催する。新宿本店などで行わないのは、優勝セールの権利を持つ三越の店舗と競合しない地域で実施してきたためで、今年もこれまでの経緯を踏襲する考えだ

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